櫻子さんの足下には死体が埋まっている 1~2巻 感想
先日、電子書籍リーダーを購入し、早速何か読もうかなと思い立ちまして、アニメを見て面白かった『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』を全巻購入して読んでみました。
どんな話?
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 骨と石榴と夏休み (角川文庫)
- 作者: 太田紫織
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2013/07/01
- メディア: Kindle版
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骨好きなお嬢様櫻子さんと高校生正太郎が行く先々で死体とこんにちはするお話です。
ミステリー要素はありそうでそんなに無いです。すぐ解決するのでテンポ良く、読みやすいと思います。
感想
元々アニメを全話観ていたので、この話知ってる!というのも何個かありました。基本的に短編集みたいな構成になっているので、映像化しやすいものを選んでアニメ化していたんだな、という発見がありましたね。
薔子さんの話はアニメ化されてなかったしね。
まあ当然か、、と思う結末でしたけれども。沈黙の神になぞらえてこの話は無かったことに。なんてお洒落な言い回ししてみたいなと思いました(笑)
愛は恋から始まるものだけが全てではないと、改めて思いました。愛のかたちは人それぞれなのです。
いーちゃんの話はいつ見ても切なかったです。
子どもは生きなければならない、なんてスラスラ言えてしまう櫻子さんが少し羨ましくありました。櫻子さんの優しさがより強く感じられる場面でした。
1巻で
櫻子さんが受け取れなくなってからは
という記述があるのですが、どういう意味なのだろうか·····と思いました。
櫻子さんと正太郎くんは良いコンビだと思うし、いつまでも一緒にいてほしいと思っているのですが、少し気になる記述です。。
では、続きも読んでいこうと思います。続きが楽しみだー!